曽於医師会では、小さすぎず大きすぎない規模の病院だからこそ、患者さんやご家族、医師や看護師などの他職種と顔と顔の見える関係の中で、日々薬剤師としてのやりがいを感じることができます。
曽於医師会立病院では、医師や薬剤師、看護師など多職種による骨粗鬆症リエゾンサービスに取り組んでいます。
骨粗鬆症治療において、薬物療法は脆弱性骨折の連鎖を断ち切るために重要な位置を占めており、服薬継続率を向上させるため、薬剤について気軽に相談できる専門家として薬剤師が活躍しています。
骨粗鬆症リエゾンサービスとは・・・
要介護状態となる原因となる「転倒・骨折」を防ぐためには、骨折リスクが高まった例に対する十分な骨折予防、すなわち骨粗鬆症治療が重要です。
骨粗鬆症リエゾンサービスでは、骨粗鬆症の治療率の向上と治療継続率の向上を図り、骨折リスクの低下と骨折発生率の低下を目指して、医師、薬剤師、看護職員などの医療従事者が、患者さんの治療にチームとして連携して関わっています。
曽於医師会立病院は、鹿児島県がん診療指定病院に指定され、医師、薬剤師、看護師などの専門スタッフが連携してがん治療を行っております。
がん治療において、化学療法や疼痛治療など薬物治療を担う薬剤師は、抗がん薬の選択支援やレジメン(がん治療における薬剤の種類や量、期間、手順などを時系列で示した計画書)の作成や、抗がん薬を安全に取り扱うための管理や無菌製剤の調製など、業務は多岐にわたっています。
曽於医師会には、急性期病院、慢性期病院、介護施設、訪問看護、居宅介護支援事業所があり、一つの法人内で薬剤師としてのざまざまなキャリアを積むことができます。